経営者の借金-自営業や経営者の方の借金や債務整理の事例

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経営者や自営業の方の借金や債務整理の場合、債務総額や借金の規模が大きくなり、借り入れの際には経営者が個人保証をすることや社長自らが個人的に借入をおこすことも少なくありませんので、会社や個人を総合的に判断して慎重な対処を行わないと事業の存続はもちろんのこと、事業をやめたとしても今後の経営者の生活やその家族の人生の修正が困難をきわめる結果に陥りがちですので、一般の勤め人の延長線上で債務整理をおこなうことは非常に危険です。

事例紹介

建設会社の社長 63歳男性 大阪府 Hさん
債務主原因
貸しはがし
収入月額
100万円
返済月額
300万円

二代目社長のHさんの経営する建築会社は、一時は大手ゼネコンがらみの仕事も多くこなし従業員を大勢かかえ順調でしたが、長引く不況のあおりを受け売上が低迷してゆく中、銀行からの貸し渋りをうけ運転資金が回らなくなり、ノンバンク系の商工ローンを利用してどうにか繋いではきましたが、そこからも騙し討ちともとれる貸しはがしに合い、当座を落とすために止むを得ず短期高利の街金に手を出してからは、毎日のように資金繰りに奔走し本業が手に付かなくなっていました。

債務整理前 銀行2行より事業ローン総額800万円
信金1行より事業ローン総額300万円
商工ローン2社より事業ローン総額200万円
消費者金融3社よりキャッシング総額130万円
街金5件より高利貸付総額350万円
債務整理結果 過払い返還をともなう任意整理により
総額480万円まで減額の後
月々4万円×無利息120回払いにて完済
債務整理後の生活 数人の従業員とともに毎日現場に出て生き生きと仕事をしています。